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2022 10/26

LGBTQについて講演に参加してきました。

10/21(金)に開催された宮崎市ワークライフバランス企業同盟 定例会。
テーマは「LGBTQについて~基本的理解・1人1人に「今」できることとは~」今回、当事者の方のお話を聞きに行って参りました。
講演された方はLGBT交流会レインボ―ビュー宮崎代表の山田健二さん。
「性はグラデーション」と言うテーマで当事者としての想いやLGBTQについて分かりやすくお話しいただきました。

LGBTとは
L→レズビアン(女性の同性愛者):女性として女性を好きになる人
G→ゲイ(男性の同性愛者):男性として男性を好きになる人
B→バイセクシャル(両性愛者):男性・女性どちらも好きな人
T→トランスジェンダー(性同一性障害・性別違和):心と体の性別が一致していない人、産まれた時にきめられた性別にとらわれずに行きたい人。

宮崎市では人口39万人の中の7.6%(約3万人)の方がLGBTに当てはまるみたいで、
自分が思っている以上に悩まれている方は多かったですし、
いまだに誰にも打ち明けれず悩まれている方やLGBTQのQの部分(Questioning)自分のセクシュアリティが分からない、決めかねている、決めたくない人もいるという現状を話されました。

特別な存在で見られるLGBTの方は実はAB型や左利きの人と同じぐらい存在する事と
当事者の方からするとLGBTでない人(世間的に普通と言われる人)の方が使える制度が多かったり結婚できたりと特別な存在だとおっしゃてました。

この講演を聞いて私は以前、アパレル会社で働いていたのですが、お客様や従業員には割とLGBTの方多く、日常的に接する機会が多かった事を思い出しました。
当たり前だったのでLGBTの事は深く考えず、そんな方もいるよねぐらいにしか考えていなったです。
今回のお話を聞いて、もし身近にいる人がそういう悩みがある場合、何か少しでも理解したり、支援が出来ればと思いました。
LGBTの事を理解したい・支援したい人はALLY(アライ)と呼ばれるみたいです。生きやすい社会づくりに貢献したいと願う人を指す言葉だそうです。

全体の話の中で「自分らしく生きてほしい」と言う言葉が印象的で、ひとりひとりの人間が、性別にかかわらず平等に責任や権利や機会を分かち合えて、
あらゆる事を一緒に決めれることができるジェンダー平等な社会になれるように山田さん達は頑張っているんだなと感動しました。

2019年の6月から宮崎市でもパートナーシップ宣誓制度(同性同士で結婚することができないという課題を少しでも解決する、お二人の関係を証明する取り組み)も導入されているそうで、
少しずつ認めらて来ているのはとても嬉しいと山田さんは話されてましたね。

最後に「こういった講演をすると必ず当時者(性的少数派)探しをしようとする方がいらっしゃいますが、言う、言わないのは本人の自由となります。」と言われていました。

お互いがお互いを認めあえる「みんな違って、みんないい」と思える職場・学校・家庭・地域環境を整えて行く事が大事だということを忘れないでほしいと言ってました。
私たちに関係のない話ではないことが、この講演でよく分かった事や今後につながる良い話を聞ける機会をいただき山田さんには感謝の気持ちでいっぱいでございます。

貴重な講演ありがとうございました。

WRITER Eto

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